シミ治療の最近のブログ記事

日本では美白用の化粧品の成分といえばビタミンCなどが有名ですが、米国では美白といえばハイドロキノンが主流です。
このハイドロキノンとは「肌の脱色剤」といわれるほどの強力な美白作用があり、メラニン色素を作るチロシナーゼ酵素の働きを抑える効果がとても高いものです。

個人差はありるものの、1ヶ月くらいで効果がわかるようになり、数ヶ月すると満足いく結果が得られる場合が多いとのこと。

但し、ハイドロキノンは、とても強力な医療用の美白クリームなので、赤みや皮が剥けるなどの副作用が出る場合があることから、医師の指導のもとで利用する必要があります。

背中のシミ対策について

背中のシミはニキビを繰り返すことによりできる場合や、海水浴などで紫外線対策をせず、シミになる場合と分けることが出来ます。

ニキビなど体質が原因の背中のシミについてですが、そもそも背中は皮脂の分泌量が多く、角質も厚いので毛穴がつまりやすくニキビができやすい場所です。
これは遺伝的な体質のほか、汗やシャンプーが皮膚に残ったり、睡眠不足などの生活環境の影響による場合も多くあります。
小さなニキビでも、炎症、化膿を繰り返しながらシミになってしまうことがあります。

日光浴などで紫外線を原因とした背中のシミについてですが、「光線性花弁状色素斑」といい、両肩から背中の上部にかけて、こんぺい糖のようなかたちをした、褐色の色素斑のことを言います。
20代から30代の比較的若い世代に多く見られ、ひどく日焼けをした肌に1~3ヶ月ほど経ってからシミが出現します。
とくに色白で、日焼けをすると赤くなるタイプの人に多く見られ、何度も日焼けを繰り返すうちに、メラニン色素が角質層にとどまり、シミとなって出現します。

海水浴、日光浴などで、素肌を日光にさらす際は、必ず日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めの効果は数時間程度なのでこまめに塗り直して、確実に日焼けを防ぐようにしましょう。

白目のシミを消すには

白目のシミは母斑といい、ほくろのようなもので、心配ないことがはるかに多いです。
良性、悪性がありますが、その見分けかたは、悪いものは拡がりやすいこと、隆起陥凹が目立つ
ことなどです。

眼の老化によりシミができたり、女性の場合は思春期・妊娠・出産・閉経後などホルモンバランスが大きく変化する時期に現われることもあります。

ごくまれに、悪性のことがありますので、安心するのなら眼科を受診すべきです。

さて、白目のシミはほとんど良性といっても、気になる場合は消すことも出来ます。

以前は手術によりシミを除去することが一般的でしたが、最近ではレーザー治療を手掛ける眼科も出てきています。

やはりシミを消すのはレーザー治療ということになるのでしょうか。

 

唇のシミを消すには

唇のシミはいくつか原因があり、ほくろやシミがたまたま唇にある場合や、紫外線によるシミの場合、女性であればルージュをしっかり洗い流していない場合があります。

唇のほくろ・シミを消す場合、皮膚科・形成外科等での治療が必要になります。以前はレーザー治療は無理といわれていたようですが、炭酸ガスレーザーQスイッチ・ルビーレーザーにより除去できるようになりました。治療回数は数回必要なようです。治療費用の例を挙げると、ほくろの場合、1mmあたり4,000円、シミの場合1mmあたり1000円(最低料金は、5,000円から)

ルージュ残りは禁物です。紫外線が当たり唇に悪影響を及ぼし、シミになる場合があります。
「洗顔ついでに唇を洗ったつもり」では十分にとれていない場合がありますので、意識してしっかり、かつ優しく、唇をクレンジングします。

あるサイトでは、唇のきれいな人のケアについて次の項目をあげています。
・あまりルージュやリップグロス、リップクリームをつけていない人
・毎日つけていても、唇をすみずみまでクレンジングや洗顔料で洗っている人
・洗顔後につける化粧水や美容液を唇にも手でやさしく押さえるようにつけている人

これを習い唇ケアすることで、だんだんと唇の色が戻ってくるとのこと。
しかし平均9ヶ月ということですので根気よく続ける必要がありますが、これを習得しないと、仮にレーザー治療でシミを消しても、またシミになってしまいます。

唇ケアをしっかり体得しましょう。

サケやイクラに含まれる赤い色素「アスタキサンチン」が、シミの原因「メラニン」の生成を抑制する強力な美白作用があることがわかりました。
これは、東京工科大学応用生物学部の芋川玄爾教授と藤田保健衛生大学などの共同研究によるものです。

従来の美白有効成分は、「チロシナーゼ」の働きを抑制するというもの。「チロシナーゼ」は酵素の一種で、紫外線の影響によりアミノ酸の一種のチロシンをメラニンに変えるもの。

今回の研究では、サケやイクラに含まれる赤い色素「アスタキサンチン」が色素細胞内でメラニン形成遺伝子にかかわるシグナルを特異的に抑制し、メラニンの生成を抑えるという新しいメカニズムを解明しました。

「アスタキサンチン」は赤い色素で、主にエビ・カニなどの甲殻類、サケやイクラ、藻類などの海洋生物に多く含まれています。老化の原因とされる活性酸素を抑制する抗酸化作用に優れた物質として注目を集め、すでにサプリメントなどに利用されているものです。
また、皮膚に直接塗ったときの浸透性も高く、「化粧品や食品への応用が期待される」(芋川教授)とのこと。

シミをとる最終兵器はレーザー治療ではないでしょうか。一言でレーザー治療といっても数種類の手法がありますし、それはまたシミの種類により異なってきます。
レーザー治療がシミの全てを消すかというと、多くはそうとも言えますが、シミの種類により異なります。
ちなみにシミの種類は、老人性色素斑、そばかす、いぼ、かんぱん、色素沈着などがあります。

シミ取りレザー治療で一般的なものは「Qスイッチレーザー」です。これを照射するとメラニン色素だけとピンポイントで破壊し、周囲の細胞組織へのダメージを抑え、シミやあざを取り除くという方法です。

照射した部分はかさぶたになり、10日前後ではがれ落ちるときれいな皮膚が出てきます。このとき、紫外線が茂樹をすると色素沈着の元になるので、美白ケア等で紫外線対策をしっかりする必要があります。
空けて数回照射を繰り返すと、他の皮膚と変わらない状態に近づいていきます。

しかしながら、かんぱんに関して、今まではレーザー治療に向いていないといわれていました。
かんぱんとは女性の頬やおでこ、鼻の下などに左右対称にみられる、褐色調のしみのこと。老人性色素斑とちがって、輪郭がはっきりしていないのが特徴です。ホルモン過剰やアンバランス、妊娠、紫外線、ストレス、物理的な刺激(こすりすぎなど)など、さまざまな要因で濃くなります。

今ではレーザートーニングという新しいレーザー治療法が出来たので、かんぱんにも対応できるようになりました。

ちなみにレーザートーニングの参考費用は次のとおり。
  1回セット      21,000円
  5回セット回数券   78,750円

プレトリートメントの参考費用
  ¥1050~8400円と、何を求めるか、何を選択するかで大いに変わってくるものと思われます。

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